システム構成・測定法・機材


システム構成


 構成は大きく二つの部分に分かれている。

 一つは「Audio Rack」部:SP部に近い。マルチAMP、マルチSPでSPコードが短い邪魔になら ない。       

 

 二つ目は「Listening point」部:PC内に音源(測定用ソフト・測定音源を含む)がすべてあ る。Rack部から2~3m離れているのでディジ タル光ケーブル一本で接続。実験測定ではここにマイクを立てる。

 冬場などはコタツのあるリビング部まで5~6m、この時は気楽にUSBワイヤレスでコード無しで使用。

(USBワイヤレスはデジタルデーターのままで高品質、CDorDVD品質)

いずれの場合もPCと電気的な接続が無いのでPC NOISE等を気にする必要がない。

 

 チャンネルデバイダーを入れる場所は重要です

ボリュームコントロールの後にいれチャンデバの各出力を直接メインアンプに入れると、ADC/DACのビットを十分使えない ので品質が低下します、又残留ノイズやクロックノイズが聞こえる恐れがあります。

チャンデバの後にボリュームコントロールを入れてください。その為6連のボリュームコントロールが必要です。

性能の確かなAV AMP/独立したEXTERNAL INPUT 端子付をを使用すれば簡単です。

 

 AVアンプ 

パワーアンプ部は7個×80W=560W、560Wも消費したら煙が出るでしょうが、家庭で実際使用する電力は、音楽の周波 数スペクトルからツイターは1W程度、ウーハー用、スコーカー用はそれぞれ半分ずつ(ルート2分の1程度が正しいかな)で トータルでも平均10W程度で十二分に余裕があります。

機能的には独立した外部入力端子(L,R 用3+3=6個)が選べること。と同時にCD TUNERなどのソース切り替えが 出来ること。

システム構成図

システム構成図

使用機材


●USB audio interface: 「UA-1EX」ROLAND:24bit/96kHz 対応 、測定には録再同時使用可能なこと             

●USB wireless audio:  「EZ61PCA」ウィザージャパン:42/48kHz/16bit

●USB digital audio:   「SE-U55SX」ONKYO:24bit/96kHz 対応

●Channel dividers:    「DCX2496」BEHRINGER

●AV AMP:       「AVC-1630」DENON:PowerAmpは7個内蔵している、80W/8Ω×7 

●Measurement MIC:    「ECM8000」BEHRINGER

●入出力端子:       Canon(平衡)/RCA(不平衡)変換プラグ

●パソコン:      ノートパソコン WINDOWS


特性測定系統図


 1.オーバーオールの測定には上図:システム構成図の状態で測定。

パソコン内に測定ソフト(測定音源を含む)、USB audio interfaceにMICを接続し測定。

 2.チャンネルデバイダ単独の測定:3チャンネルの加算器を接続し測定。

加算器はオペアンプを使用した自作回路。

特性測定ブロック図